どこの介護現場にもヘルパーが働いています。経験者ばかりでなく、もちろん未経験者もいます。年齢も若い人から年配者、定年退職したスタッフなど幅広いスタッフがいます。経験によりますが、任される仕事量が違います。介護施設や病院ではヘルパーの役割が少々異なるのです。病院では看護助手という肩書きで成り立ちます。それでも介護スタッフとして見られて、看護師や医師の指示の元で働きます。
介護施設との違いは看護師はいるものの、介護スタッフが中心です。仕事内容は入居者の身の回りの世話がメインなのは共通しています。介護スタッフは未経験者の場合、戦力として認められるまでは時間を要するでしょう。それぞれスタッフによりますが、数週間だったり数ヶ月とバラバラです。介護は経験者でも身の危険を感じたり、仕事中は気が抜けないので、肉体的にも精神的にも苦労します。未経験の介護スタッフの場合、給料が低いです。経験を積まなければ上がらない仕組みになっています。経験があっても介護福祉士を取得するまでは劇的には上がらないでしょう。仕事内容の割に給料が上がらず、辞めていくスタッフもいます。介護施設は常に人手不足を指摘され、給料と見合った仕事量ではないと不満も出てきます。介護福祉士の資格を持っていると、経験も豊富なだけに現場もありがたい存在と認識しています。入居者への対応次第で、仕事内容以上に仕事が増えます。入居者は様々な事情を抱えていますので、看護だけでは処理しきれないのも事実です。介護中に異常があれば、看護に素早く一報を入れるのも大事な役目です。ヘルパーは入居者の世話を任され、看護は医療行為も許されるので、介護職より重い責任を持っています。